みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、考える子どもの育み方についてお話をさせていただきます。
本日の内容: 【教えて、のりそら先生】リアルな学び ”ロシア、ウクライナ”
題して『【教えて、のりそら先生】リアルな学び ”ロシア、ウクライナ”』といった内容でお届けします。
信じられないことが起きています。
そして、その模様は連日報道により目にし、耳にします。
これは子どもたちにとっても同じです。
リアルで起こっている非現実的な事象とどう向き合わせ、どんな心を育んでいくか、一緒に考えていきましょう。
今回このお話を聞くことで、子どもたち目線での現実との向き合い方について考えを深めることができます。
お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。
学校現場より(NHK WEB【https://www3.nhk.or.jp/】参照)
連日続くロシアによるウクライナへの軍事侵攻。
いま起きている事態を子どもたちはどう受け止め、考えればいいのか。
学校現場でも学びが始まっています。
宮崎県五ヶ瀬町にある県立の中高一貫校、「五ヶ瀬中等教育学校」で、4日行われた授業には高校1年生にあたる4年生、およそ40人が出席しました。
生徒たちにはなじみの薄いウクライナについて、地理と世界史の2人の教諭がそれぞれの観点から共同で授業を行いました。生徒たちはウクライナが世界有数の小麦の生産地で「ヨーロッパのパンかご」と呼ばれていることや、ボスポラス海峡などを通じて地中海に出られる地政学的な位置を学びました。
そして、旧ソビエト連邦有数の工業地帯であることや東部と西部では民族的に違いがあることなどを学んだあと、グループごとに、いま起きている事態とどうつながっていると思うか話し合っていました。
最後に今後調べたいテーマを出し合い、生徒たちからはなぜ今、軍事侵攻なのかなど、疑問が出されていました。
生徒の1人は「どこか遠いところでの他人事だと思っていたが、この問題をどう考えたらいいのかヒントをもらえた授業だった」と話していました。
授業を行った地理の上田聖矢教諭は、「世の中で起きていることに常にアンテナを張るとともに、基礎的な知識を身につけて考える力を養い、社会に出たときの行動につなげてほしい」と話していました。
引用元:NHK WEB(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220305/k10013515111000.html?utm_int=word_contents_list-items_001&word_result=%E6%95%99%E8%82%B2)
専門家に聞く 子どもへの向き合わせ方
災害や戦争が人の心に与える影響について詳しい目白大学保健医療学部の重村淳教授は、
「『あまり触れたくない』と思うかもしれないが、これはウクライナだけの問題ではなく世界全体の問題で目を背けるわけにはいかない。また、子どもも自分なりに考え、悲しみや怒りなどの感情を持っている。大人はウクライナの話題を避けずに、まずは子どもたちとしっかり対話してほしい」
と対話することの重要性を指摘しています。
“穏やかに、そしてわからないことはわからないと言って”
そのうえで、戦争について子どもと話す時には、
◯状況を子どもがどこまで知っているか確認すること
◯子どもが怒りや悲しみ、不安に思っている点など何を感じているのか聞き取ること
が重要だとしています。
重村教授は、
「子どもが抱えている感情は大人と同じとは限らない。穏やかになるようつとめ、冷静に子どもの意見を聞いてほしい。子どもに聞かれたことが分からなかったとしても決してごまかしたりせず、この問題は大人でも分からないことがあるような複雑な問題だ、ということをしっかり伝えてほしい」
と話していました。
子どもの行動や意思を大切にして
会話をする中で、子どもが「自分にできることを何かしたい」と言った場合、どうしたらよいか。
重村教授は、
「子どもの思いを大切にしてあげてほしい。募金活動に参加するほか、この問題について調べて考える、そして、まわりに広める、というのも立派な行為で子どもであってもできることはある」
と話していました。
小さな子どもやトラウマがある人 メディアの見過ぎは注意
一方、テレビやSNSではつらくなるような映像も流れることから、重村教授は特に小さな子どもや、トラウマがある人などは注意すべき点もあるとしています。
アメリカで起きた同時多発テロの際、メディアに接触する時間が長ければ長いほど、心に受ける傷が深くなってしまったという調査もあるということです。
注意点として挙げたのは、
1「ながら見」
2「長時間」
3「繰り返し」
です。
「ながら見」は意識しないうちに、繰り返し戦争の映像を目にすることにつながるため、注意が必要だとしています。
重村教授は、
「幼い子どもはウクライナだけでなく、海外すべての地域で危険が迫っていると感じ、過剰な恐怖や不安を抱いてしまうおそれもある。メディアに接する時間を決めるなどの対応が必要だ」
と話していました。
NEXTAGE SCHOOLでは・・
当校では、毎日”面接練習”と称して、教師と子どもたちの、また子どもたち同士の対話の時間を設けています。
現在では、今関心を持っているニュースは?
と尋ねることが多くありました。
そして、それについて情報を共有するとともに、各々の考えを聞いています。
現在では、当然子どもたちの中から”ロシアとウクライナ”についての関心が話題にのぼります。
心がけていることは、一教師である自分の考えを伝えるのではなく、子どもたち目線での意見を出してもらうことです。
子どもたちは、実に正義感が強いものです。
これまでの経験から子どもたちの正義感は、大人以上と言って良いと思います。
子どもたちは、リアルな状況からさまざまなことを学び、感じています。
場合によっては、その関心を書く教科に向けることもできます。
例えば、今回の話では、よりこの実態を理解しようとするには、冷戦について知る必要があります。
すると、歴史の学びが必要となります。
こうして行き着いた学びは、ただなんとなく学ぶ以上に心に残る学びとなるでしょう。
重村教授がお話しされているように、どんな話題を、どの程度扱うかは子どもたちの実態によって十分に注意が必要です。
話題によっては、現段階ではあまり深入りさせたくないものもあります。
しかし、子どもたちが世の中に関心を向けること、そしてその先に学びたいことを見出していくことは、真の学びにつながっていると思います。
どうコーディネートしていくか?
指導者の手腕が問われます。
まとめ
さて、今回は、『【教えて、のりそら先生】リアルな学び ”ロシア、ウクライナ”』というお話をさせていただきました。
子どもたちは、世の中について学んでいるのだと思います。
この現代という世の中で、どう生きていくか、これに尽きます。
であるとしたら、世の中で起こっていることについて考え、そこから学びの必要性を見出していくことは、必要な視点であると考えます。
私が子どもたちに、
『最近、気になっているニュースは何ですか?』
そう尋ねるようになってから、子どもたちはこれまでとは違う見方でニュースを見るようになったそうです。
何かの参考になったら幸いです。
私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。
加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます!!
のりそらからは以上です!!
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