みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、高卒認定試験についてお話をさせていただきます。
本日の内容: 【教えて、のりそら先生】選択肢はある『高卒認定試験』
題して『【教えて、のりそら先生】選択肢はある『高卒認定試験』』といった内容でお届けします。
先日、ある方とお話をしていて、自分の無知を痛感しました。
高校生の中にも、いわゆる不登校の状態にある子どもたちがいることを初めて知りました。
調べてみると、決してレアケースではなく、一定数の子どもたちが何かしらの理由で”学校に行けない”状態にあるといいます。
そこで今回は、高校に馴染めない人にとっての選択肢の一つ、”高卒認定試験”についてまとめることで、小さなお役に立ちたいと考えました。
今回このお話を聞くことで、高卒認定試験についての考えを深めることができます。
お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。
全国の高校における不登校の人数
文部科学省の調査によると、全国の高校における不登校の人数や割合の最新データは、上記のとおりで
- 不登校の高校生の人数:43,051人
- 1,000人当たりの不登校生徒数:13.9人
となっています。
ここには「年間欠席が29日以下の方」や「発達障害の特性で学校が苦手な方」などは含まれません。
また、高校をすでに中退した人も含まれません。
つまり、「不登校の傾向がある高校生」や「学校が苦手な高校生」は、もっといると考えられます。
選択肢『高卒認定試験(高卒認定)』
『高卒認定試験(高卒認定)』は、文部科学省が実施している試験で、れっきとした国家試験となります。
試験は年に2回行われます(8月と11月)。
受験資格は、高卒認定を受験する年度の3月31日までに満16歳になる人です。
つまり高校1年生と同じ年齢以上の人が対象となります。
中学を卒業して高校に進学しなかった方はもちろん、高校を中退した方、外国籍の方でも受験できます。
高卒認定に合格すると、高校卒業と同じように大学・専門学校への進学、就職、高卒以上が必要な資格試験の受験ができるようになります。
『高卒認定試験(高卒認定)』合格に必要な科目
高卒認定合格に必要な科目は、8科目以上です。
高卒認定には「必須科目」と「選択科目」があるのですが、選択科目で何を選ぶかによって、最大10科目になります。
【必須科目】※絶対受験しないといけない科目
国語 / 世界史 / 数学 / 英語
【選択科目】※選べる科目
- 「日本史」か「地理」どちらか1科目
- 「現代社会」1科目を選ぶか、「政治経済・倫理」の2科目を受験
- 「科学と人間生活」を選ぶ場合、「物理・化学・生物・地学」のうち1科目を受験
- 「科学と人間生活」を選ばない場合、「物理・化学・生物・地学」のうちどれか3科目を受験
となっています。
詳しくは、文部科学省『高等学校卒業程度認定試験Q&A』https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shiken/qa.htmlをご覧ください。
高卒認定試験(高認)の難易度と合格点
高卒認定は将来の選択肢を広げるために国が行っている試験です。
よって、国家試験でありながら、それほど難しい試験ではありません。
高校1年生ほどの学力をしっかり身に付けて、試験問題に慣れれば合格できます。
ただし、受験する方の学力によっては、試験問題が易しいか難しいかの印象は変わるのも当然あると思います。
試験の特徴を以下にまとめてみましたので、是非ご参考下さい。
出題範囲は中学生~高校1年生修了程度
出題範囲は、おおよそ高校1年生修了までに学ぶ範囲です。
ただし、日本史・世界史・現代社会は「学年ごとにこの範囲まで」というくくりが無いため、基本的に高校の教科書全範囲から出題されます。
(※数学なら、高校1年生は数Ⅰ、2年生は数Ⅱなどの範囲があります)
高卒認定で出題される問題は、ひっかけ問題やひねくれた難解問題ではなく、素直に知識を問われる問題が出されています。
合格点は40点前後
高卒認定の合格点は、おおよそ40点前後です。
文部科学省は合格最低点を公表していませんが、これまでの傾向を見ると38点~45点が合格の境目であると言えます。
半分(50点)を取れるようにすれば、確実に合格点を越えることができます。
合格率は約40%
40%というと低いように感じるかもしれませんが、これは全科目を合格した人の割合です。
つまり、「令和2年度に受験をして、全科目合格した人が約40%であった」という数字です。
一方、1科目でも合格した人は約90%です。
このことから、高卒認定の難しさの1つが「科目の多さ」であることが見えると思います。
高卒認定の合格の秘訣は、効率の良い学習と言えるかもしれません。
選択肢はある
私は、高卒認定の専門家ではありません。
上記の内容は、いろいろなところから集めさせてもらったものです。
私が今回伝えたかったのは、”高卒認定試験を受験しよう”ということではありません。
これはあくまで選択肢の一つであって、伝えたかったことは、
”選択肢はある”
ということです。
社会は多様化しています。
だからこそ、余計に、
”選択肢はある”
と言えます。
大切なことは、これからどうするか?
だから、大丈夫です!!
あなたがあなたらしく頑張れるものを見つけることができれば、大丈夫です!!
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まとめ
さて、今回は、『【教えて、のりそら先生】選択肢はある『高卒認定試験』』というお話をさせていただきました。
”選択肢はあると刻みませんか?”
自分の心の中だけの問題です。
自分がそう思えるかどうかの問題です。
それ次第で多くの物事は前向きに捉えることができるようになります。
何でもかんでも簡単に次の選択肢を選ぶことはあまりよろしくはありませんが、精一杯やって辛い状況を克服できないのであれば、次の選択肢も考えてみませんか?
私のりそら、学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。
加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます!!
のりそらからは以上です!!
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