みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、性犯罪と教育についてお話させていただきます。
本日の内容：【教えて、のりそら先生】日本版ＤＢＳ検討
題して「【教えて、のりそら先生】日本版ＤＢＳ検討」といった内容でお届けします。
みなさん、DBSという言葉をご存知ですか？
子どもたちにとって、安心・安全な教育を行う上で一役買ってくれそうです。
今回このお話を聞くことで、性犯罪と教育について考えることができます。
お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。
どうぞお付き合いください。
DBSとは？
ＤＢＳとは、英内務省が所管する組織「ディスクロージャー・アンド・バーリング・サービス（Ｄｉｓｃｌｏｓｕｒｅ ａｎｄ Ｂａｒｒｉｎｇ Ｓｅｒｖｉｃｅ）」の略称で、性犯罪歴がないことを証明する書類を発行するものです。
イギリスでは、書類を提出しなければ子どもに接する職業には就くことができないようになっています。
性犯罪は再犯率の高さが指摘されていて、子どもの安全を守るために、危険性の有無をチェックする仕組みができています。
諸外国でも同様の仕組みが取り入れられており、日本でも導入に向けた検討が進められてきました。
そして、
こども庁で日本版ＤＢＳ検討
日本政府は、令和５年度の設置を目指す子ども関連施策の司令塔「こども庁」で、性犯罪歴を持つ人物が教育や保育の現場などで働くことを制限する「日本版ＤＢＳ」の創設を検討するということです。
先ほどご紹介した子どもと接する職業に就く人には性犯罪歴がないことの証明が必要なイギリスの制度がモデルとなっています。
教員や保育士は現在所管省庁も異なることを踏まえ、こども庁で一元的に対応する狙いがあるといいます。
今年の通常国会では、児童生徒へのわいせつ行為で懲戒免職となった教員に対する免許再取得の制限強化を柱としたわいせつ教員対策法がすでに成立しています。
ただ、子どもと接する仕事は文部科学省所管の学校だけではなく、厚生労働省が受け持つ保育の現場に加え、学習塾、ベビーシッターなど多岐にわたります。
また、個人の前歴にかかわる仕組みづくりには法務省や警察庁との調整が必要なため、省庁横断で子ども政策に対応するこども庁で検討を進める方針となっているようです。
性犯罪の傾向
性犯罪の再犯率について犯罪白書などのデータを見てみると、性犯罪全体では5年間の性犯罪再犯率は十数％程度となっていますが、痴漢、盗撮が最も高く約30%、小児わいせつは約10％となっています。
また、同種犯罪での前科が2回以上ある者に関しては、小児わいせつの再犯率は約85%まで跳ね上がります。
犯罪統計には明るみに出ていない「暗数」はつきものなので、実態はもっと多い可能性が大きいと言います。
そのため、これら繰り返されやすい性犯罪に対しては、刑罰だけでは限界があり、刑罰に加えて治療を実施する必要があるとの考えがあるようです。
まとめ
さて、今回は、「【教えて、のりそら先生】日本版ＤＢＳ検討」というお話をさせていただきました。
子どもたちが性犯罪の危険に晒されるようなことは、決してあってはなりません。
被害に遭ってしまった子のその後の人生を台無しにしてしまう恐れがあります。
よって、絶対に防がねばなりません。
そもそも、そのようなきらいのある人に子どもたちに関わる仕事を選んで欲しくありません。
何とかしなければならない問題です！！
私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。
加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます！！
のりそらからは以上です！！
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