みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、教師の辛さについて考えていきたいと思います。
本日の内容:【この辛さわかる?】教師辞めたい 5つの理由
題して「【この辛さわかる?】教師辞めたい 5つの理由」といった内容でお届けします。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
突然ですが、みなさんは、『教師を辞めたい』と思ったことはありますか?
私は正直、何度もありました。
その理由は多岐にわたります。
その多岐にわたる理由の中で、比較的多いものを5つピックアップしてお伝えします。
今回のこのお話を聞くことで、教師の辛さこれを理解するとともに、将来のビジョンについて考えるきっかけとしていただくことができます。
教育の意義を見失い心も体も疲れてしまっている先生方、自分だけがこんな気持になっているのではないか?と自己否定をしてしまっている先生方、教育に関心の高い方に向けてお話をしていきます。
どうぞお付き合いください。
それでは、いってみましょう!!
教師を辞めたい理由5選
「教師辞めたい」のラインナップは次のとおりです。
①長時間勤務
②人間関係のストレス
③待遇
④将来性
⑤納得できない
です。
1つ1ついってみましょう!!
教師辞めたい①長時間勤務
まず1つ目は、なにはさておきこれでしょう。
”長時間勤務”です。
近年メディアでも取り上げられていますが、教師は授業・授業準備、部活動、保護者対応、また多くの雑務に時間を要し、長時間労働を余儀なくされています。
余儀なくされているんです。
これは教師の力量不足ではなく、完全にシステムの不具合です。
こうした長時間勤務に体力的・精神的に限界を感じ、退職を検討される教師は非常に多いです。
また、学校にもよりますが、IT関連の仕組みが整っていなかったり、アナログの作業にこだわったりといった以前から続く慣習によって長時間労働が引き起こされており、そうした環境に失望している教師も一定数います。
旧態依然のシステムへのこだわりはその他の面でもかなり根強くカッチカチに硬直化しちゃっているのが教育現場の実際です。
教師辞めたい②人間関係のストレス
2つ目は、”人間関係のストレス”です。
教師は人間関係ありきの商売なので、これは切っても切り離せません。
ただ、これから主に3つに大別してお話させていただきますが、理不尽な人間関係のストレスが、教師の心をむしばんでいる実態があります。
1つ1つ見ていきましょう!!
人間関係のストレス①児童生徒との関係
児童生徒との関係性の構築が困難である。
それゆえ引き起こされてしまう学級崩壊。
これは非常に辛さをともないます。
非常に辛いのですが、こればっかりは教師という職業を選んでいる以上、乗り越えなければならないこととも考えられます。
わかります、あまりに家庭教育がなされていないことにより全く話が通じない児童生徒がいることを。
そして、それに振り回されてしまうということも。
振り回されるのは教師だけでなく、他の児童生徒も。
非常に苦しいです。
せめてその力量を超えた大変さについては他の先生方にも理解していただき担任一人が抱え込まずに済むよう協力的な関係を同僚に望みたいところです。
ところが、次です。
人間関係のストレス②同僚との関係
人間関係のストレス2つ目は”同僚との関係”です。
意外と多いのが同僚の教職員との関係に悩むということです。
特に管理職(教頭・校長)や先輩・ベテランの先生との関係性に悩む、若手の教師が多くいます。
教職員・管理職の方と良い関係が築けていない場合、先程述べたような児童生徒との関係が難しい場合などにも良いサポートやアドバイスが受けられず、状況が悪化してしまうこともあります。
教師たるもの性善説を願いたいものですが、中にはろくでもない人間が潜んでいるのも事実です。
そんな人間がいる職場、許される職場、一刻も早く辞めてしまいたい、そんな風に私は何度か考えました。
いや、何度も考えました。
教師としての価値について考えるさせられるようなことがあると、”辞めたい”そんな気持ちが頭をよぎるものです。
人間関係のストレス③保護者との関係
人間関係のストレス3つ目は”保護者との関係”です。
これについてももはや教師の仕事と切っても切り離せないようなものになってしまっていますね。
いわゆるモンスターペアレントとの関係ですね。
これについては詳しく別記事でたっぷり語っているので、そちらをご覧ください(https://nextageschool.com/monsterparent/)。
以上ここまでが人間関係のストレスについてでした。
教師辞めたい③待遇
教師辞めたい、その理由の3つ目は、”待遇”です。
正規の教師は、そこまで高収入というわけではありませんが、平均的な給与水準ではあります。
むしろ一部の一般企業・業界よりは給与水準が高いこともあり、仮に転職を考えた時に年収が下がってしまう可能性もあります。
しかし、それは額面上の話で、教師を辞めたい待遇を理由にそう考えている先生方は、時給換算をしていると思います。
または、休日の有無なども考えているでしょう。
実質的な待遇を考えてしまうと、教師の待遇は良いどころか悪いに転じてしまうのが事実です。
なんとかしてほしいと願う教師がほとんどではないでしょうか?
教師辞めたい④将来性
教師辞めたい、その理由の4つ目は、”将来性”です。
これ、実はすごく大事で、よーく考える必要があることのように思います。
今のまま教員を続けても将来性がないのではないか、自分自身が成長していないのではないか、スキルが身についていないのではないかということを気にかけている教師が少なくないようなのです。
現状に大きな不満があるというよりも、このまま続けていてよいのだろうかと悩んでいるのです。
でも、私にはわかります。教師という職業の未来が見えづらく感じているからです。
現状として教師という職業は、苦境にあると思います。
この苦境にある状況が果たして改善されるのか?
逆にもっと悪化していくのではないか?
すると、私のように体が悲鳴をあげないとストップをかけられないくらいに追い込まれてしまう先生が増えてしまうのではないか、そう思うのです。
そうなる前に自らストップをかけるべきですし、教師以外でもやっていけるスキルがあることを自覚できることも大切だと思います。
教師という職業を通して身につくスキルについても別記事でありますのでそちらをご覧ください(https://nextageschool.com/teachersskill/)。
教師辞めたい⑤納得できない
教師辞めたい、最後の5つ目は、”納得できない”です。
完全に最終的な私のパターンです。
これまで話してきたことも含まれますが、あまりに理不尽なことが多すぎるという理由です。
状況が良くないという時には、普通はその状況を改善しようと努めるはずです。
それが普通だし、そうしないと健康的ではありません。
しかし、教師の世界は、理不尽が放置されます。
放置されても辞めずに頑張ってくれる、いや辞める勇気がないと足元を見られているのかもしれません、いずれにしてもそんなものに甘えて問題と思われるものが多数放置されます。
公務員なのでストライキが許されませんが(いや許されたとしても子どもたちのことを考えるとそれが正義かはわかりませんが)、しっかりと声を上げるべきだと思います。
教師の世界の常識にとらわれないように職を辞してこのように発信をしています。
しかし、正直当事者である先生方からの熱い気持ちが伝わりません。
陰で文句を言っておしまい。
毎日教育改革を考え発信しています。
きちんと認めて支持してほしいというのが私の本音です。
そうしないと変わらないし、あきらめの先にはますますの苦境が待っています。
提案:辞める勇気をもちませんか?
最後に”教師辞めたい”について提案です。
”辞める勇気をもちませんか?”
優秀な人ほど教職を去っていくと言われている言葉を耳にしたことはありませんか?
信じたくはありませんが、事実です。
これだけ悪条件が重なっていて正直将来性もあまりないとなれば、別の道を考えるのが普通とも言えます。
別の形で、本来あるべき姿を求めることだってできるはずです。
はい、こんな風に厳しいことを言ったのは、先生方の”なにクソ魂”を引き出すためです。
そんな打算的とも思われるような考え方になびいたりはしませんよね。
もう一つお伝えしたかったことがあります。
”選択肢はある”ということです。
先生方、選択肢はあるのです。
もし仮に教員を辞めても何とかなります。
何とかなるので、精神疾患になるまでご自身を追い詰めるようなマネはやめてください。
それはあまりにしんどすぎます。
”選択肢はある”これを胸に刻んでおけば、きっと大丈夫です。
以上、今回の内容「【この辛さわかる?】教師辞めたい 5つの理由」でした。
まとめ
さて、今回は、「【この辛さわかる?】教師辞めたい 5つの理由」というお話をさせていただきました。
いいかがだったでしょうか?
”教師辞めたい”そう思っている方の多さは火を見るより明らかです。
それだけ悪い条件も整ってしまっています。
教師の環境をより良いものとしなければ、子どもたちのより良い成長もないとさえ考えています。
子どもは見ているからです、大人の姿を。
教師の姿を。
教師が疲れた顔をしていたら、子どもたちは大人になることをネガティブに捉えてしまうでしょう。
逆に身近な大人の教師がキラキラしていたら、大人になることが楽しみになるでしょう。
それだけ教師という仕事は未来に対する責任重大なお仕事です。
私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。
加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます!!
のりそらからは以上です!!
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