みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、教師と出世について考えていきたいと思います。
本日の内容:【今の努力は報われるのか?】教師と出世
題して「【今の努力は報われるのか?】教師と出世」といった内容でお届けします。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
突然ですが、みなさんは出世を考えていらっしゃいますか?
若い頃には考えもしなかった出世。
歳を重ねるごとに、これからの自分の姿が気になるようになってきますよね。
そこで、今回は、”教師と出世”を考えることで、将来をイメージしていただくような機会にできればと思います。
今回のこのお話を聞くことで、教師の出世にはどのようなものがあるか?
これを理解するとともに、ご自身がどのようにキャリアアップをしていくか考えるきっかけとしていただくことができます。
教育に意欲を燃やす先生方、もっともっと影響力を強めたいとお考えの先生方、教育の意義を見失い心も体も疲れてしまっている先生方、教育に関心の高い方に向けてお話をしていきます。
どうぞお付き合いください。
それでは、いってみましょう!!
教師の出世
「教師の出世」のラインナップは次のとおりです。
①主幹・指導教諭
②教育委員会
③教頭・副校長
④校長
⑤番外編
です。
1つ1ついってみましょう!!
教師と出世①主幹・指導教諭
教師と出世、まず1段階目は、”主幹・指導教諭”というものです。
あまり耳慣れないですよね。”主幹教諭・指導教諭”って。
これらは、学校教育法の改正に伴い創設されました。
組織的・機動的な学校運営が行われるよう、学校の組織運営体制や指導体制の充実を図る目的で平成21年度から設置することとなったものです。
役割がそれぞれにあって、
主幹教諭
まず、主幹教諭は、”管理職を助けるとともに、校務の一部を整理し、児童生徒の教育をつかさどる”とされています。
管理職のバックアップ的な要素が強いのが主幹教諭です。
指導教諭
一方、指導教諭は、”児童生徒の教育をつかさどるとともに、教諭に対し教育指導改善や充実のための指導助言を行う”とされています。
教諭に対し指導を行うといった役割を担うのが主幹教諭です。
”主幹教諭・指導教諭”は、立場、待遇ともに教頭と教諭の間に位置づけられています。
調べたところ、これらの役職は法律上”置くことができる”とされており、導入されている都道府県と導入されていない都道府県とがあるようです。
どうりで私の県では聞かないわけだと思いました。
導入されている都道府県では、試験(論文と面接)を行っているようです。
教師と出世②指導主事
教師と出世、2段階目は、”指導主事”というものです。
2段階目と言いましたが、こちらは別ルートと言えるかもしれません。
指導主事は、都道府県及び市町村の教育委員会に置かれる専門的職員で(地方教育行政の組織及び運営に関する法律第18条第1項、第2項)、教育公務員特例法上の専門的教育職員に位置づけられています。
同じ専門的教育職員である社会教育主事が社会教育及び生涯学習に関する事項を扱うのに対して、指導主事は学校教育をもっぱら担当します。
具体的には、次のような仕事があります。
①教育委員会が所管する学校において、教育課程が適切に行われているかどうか把握し、適切でない場合は指導する
②指導主事の中でも、統括指導主事(東京都の場合。各自治体によっては主任指導主事などと職名は異なる)は特別なリーダーシップを発揮し、各学校に対し指導を行う
③校長・教頭や教員に対する研修を行う
④研究指定校に対して助言などを行う
⑤教員の問題(例: 指導力不足、体罰)や児童・生徒の問題(例: 不登校、非行、校内での事故)に対して、校長・教頭を通して解決にあたる
以上のような業務をつかさどります。
選考が行われる場合もありますが、多くの場合は管理職等の推薦からなるようです。
教師と出世③教頭・副校長
教師と出世、3段階目は、”教頭・副校長”です。
それぞれ違いがありますので、それぞれにご紹介します。
教頭
教頭とは、学校教育法では「校長を助け、校務を整理し、および必要に応じ児童の教育をつかさどる」職員であると定められています。
学校運営に必要な業務を整理・分担していくのが教頭の役割の一つと言えます。
また、学校における渉外担当としての役目を果たすこともあります。
授業は数時間であることが多いですが、行うことがあります。
副校長
一方、副校長とは、学校教育法によると「校長を助け、命を受けて校務をつかさどる」職員であるとされています。
校務とは、学校運営に必要な業務全般を意味しますが、その学校の教育方針・教育内容、教員の管理、施設管理などが含まれます。
副校長は、校長の命を受けて、これらの業務のうち、分担して自らの職権で決定できる職員となります。
前述の主幹教諭・指導教諭とともに新設されたものです。校長の職務が物理的に困難な学校に置かれます。
教頭と副校長、職務の級は同じ位置づけですが、管理職手当で教頭より高い処遇を受けているようです。
いずれも選考試験(筆記試験、面接)があります。
教師と出世④校長
教師と出世、4段階目は、”校長”です。
校長は、校務(学校が行う業務)をつかさどり、教員・事務職員・技術職員などの所属職員を監督する役職です。
校長を教員の一種とする考え方もありますが、必ずしも教員免許状は必要としません。
民間人校長もいらっしゃいますしね。
法制度上通常は別の概念であるとされています。
校長の職務には、在学者に対して直接教育を行うことは含まれず、教育を行う場合には校長の職とともに教員の職を兼ねる形となるのが通例です。
よって、実は校長先生に授業をお願いするのは当たり前のことではないんですね。
校長先生にもっと現場で汗かけというのはお門違いだったりするので注意しましょう。
校長になるには、選考試験(論文、面接)があります。
教師と出世⑤番外編
教師と出世、最後の5段階目は、”番外編”です。
番外編として、教育長をご紹介します。
教育長
教育長は、地方公共団体の長(知事や市長)の被選挙権があり、人格が高潔で、教育行政に関しての見識がある者のうちから、地方公共団体の長が議会の同意を得て任命します。
任期は3年で、再任されることもあります。
教育長は常勤で教育委員会を代表し、会の事務を統一・管理します。
教育長は教員出身、校長や教育委員の中から選挙なので決まるのだと思っていましたが(以前まではそうでした)、今は教員でなくてもなれるということです。
ここまで昇りつめるにはかなりの人脈等の太いパイプが必要と思われます。
提案:若い管理職を登用しませんか?
最後に”教員と出世”について提案です。
”若い管理職を登用しませんか?”
これって実は硬直化した組織に風穴を開ける手法としてあるあるですが、抜擢人事、どうでしょう?
古くは聖徳太子が冠位十二階によって前例をくつがえしたように。
現在の学校はどこかお役所感が漂っていてあまりいい感じではありません。
もっというと、いわゆる出世と考えられる校長職に対する魅力がありません。
それ故、出世なのにそれを拒む動きすらあるほどです。
これでは仕事のモチベーションが上がらないことはありませんか?
”子どもたちのために”それで十分とお考えの先生方なら問題ありませんが、多くの人はキャリアアップしてこそモチベーションの維持向上ができるのではないでしょうか?
教員にとっての出世が魅力的なものであるには、前例を取っ払った方策が必要だと思います。
以上、本日の内容「【今の努力は報われるのか?】教師と出世」でした。
まとめ
さて、今回は、「【今の努力は報われるのか?】教師と出世」というお話をさせていただきました。
いいかがだったでしょうか?
私個人の考えとしては、出世も魅力の一つです。
頑張れば、頑張った分だけ見返りがある方が、より頑張れるタイプの人間だと思います。
頑張っても同じだから頑張らない、そういう人間にはなりたくないというのもあります。
未来の自分をイメージして、そんな自分になれるように日々精進していきたいと思います。
私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。
加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます!!
のりそらからは以上です!!
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