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【教師と精神疾患】『うつ病』は数分で治るようです

教育全般

みなさん、こんにちは。

のりそらです。

学校経営理念

私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、

学校教育目標

教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。

ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。

さて、今回は、教師と病気について考えたいと思います。

本日の内容:【教師と精神疾患】『うつ病』は数分で治るようです

【教師と精神疾患】『うつ病』は数分で治るようです

『『うつ病』は数分で治るようです』というテーマでお話をしていこうと思います。

同様の内容を動画でもご覧いただけます↓↓

今回のお話では、精神的疾患を抱え闘病している方、心に大きな不安を抱えている方、大切なご家族や友人が精神疾患にかかってしまている方、そういった方向けにお話をしています。

この話を聞くことで、うつ病治療の最前線ではどのような取り組みがなされていて、それらは治療者の大きな希望につながるということが分かるようになります。

では、早速本題に入っていきたいと思いますが、その前に、私の日々の活動では、 教員歴18年、小中特別支援学校と義務教育の全校種での教員経験を生かして、教育に関わるテーマを毎日1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。

また、その延長線上に、『教育に選択肢を、人生に革命を』をモットーに、経営理念を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLの創造とした次世代の学校を作りたいと考えて活動しています。

今回の話を聞いて、少しでも勉強になったとか、また一緒に考えたいと思っていただけた方は、これまでの内容もご覧になっていただけると嬉しです。

という感じで本題に入っていきますが、みなさんは、『うつ病』という病気をご存知ですか?

まずはそこから確認していきましょうか。

定義:『うつ病』とは?

定義:『うつ病』とは?

気分が強く落ち込み憂うつになる、やる気が出ないなどの精神的な症状のほか、眠れない、疲れやすい、体がだるいといった身体的な症状が現れることのある病気で、気分障害の一つです。

最近では、教員の世界でうつ病をはじめとする精神疾患を患い、休職をされる先生方が非常に多くなっていることから、その状況が問題視されています。

具体的には、うつ病などの精神的な病気で昨年度、休職した公立学校の教員は5478人と、3年連続で増加し過去最多となったそうです。

文部科学省では「業務量の多さの影響と見られコロナ禍でさらに負担が増す中、働き方改革を急ぐ必要がある」としているということです。

『うつ病』の治療法

『うつ病』の治療法

うつ病治療の四本柱は「休養」「環境調整」「薬物治療」「精神療法」です。

うつ病は脳の病気ですから治療しないと悪化して治りにくくなったり、その後の社会生活に大きな悪影響を与えてしまったりしますので、なるべく早く治療を開始することが大切です。

この4つの治療方法の詳細については、ここでは割愛させていただきます。

一般的にどの治療法をとっても、長期的な療養が必要となるのが『うつ病』治療の定説です。

そんなうつ病治療に驚きの変化が見られたようです。

2021年1月18日に『Nature Medicine』に掲載された論文によれば、なんと

『うつ病』が数分で改善

『うつ病』が数分で改善

脳内に埋め込んだ電極で「喜びの回路」を刺激することで、難治性のうつ病が数分で改善したとのことなんです。

数分ですよ、数分。

信じがたい話ですが、論文が掲載された『Nature Medicine』は権威ある『Nature』系列の科学雑誌であり、信ぴょう性は確かなようです。

しかし研究者たちは、個人差の大きな脳からどうやって「喜びの回路」を見つけたのでしょうか?

神経マッピング技術

神経マッピング技術

脳は心臓と同じく、電気的な臓器です。

そのため近年、うつ病患者に対して脳に電気刺激を行う手法が着目されているそうです。

ただ既存の電気刺激法は非常に大味であり、脳全体に大電流を流す方法がメインでした。

そこでカリフォルニア大学の研究者たちは、5年もの長期に及ぶ臨床試験の結果を元に「神経マッピング技術」を開発しました。

この神経マッピング技術は脳の各地に差し込んだ電極から、患者一人一人の神経回路の特性を認識し、その患者にとって最適な治療部位(刺激場所)をピンポイントで探し出すように設計されています。

そして今回、マッピング技術の性能を確かめるために、難治性うつ病に苦しむ36歳の女性患者に対して、はじめての試験が行われました。

女性患者は覚えている限り5年間、一度も笑ったことがないほどの重いうつ病でしたが、神経マッピングによって発見された最適部位に電気刺激が行われると「突然、心の底から本物の歓喜と多幸感を感じ、世界に色が戻ったように感じて笑みが絶えない状態に変化した」とのこと。

この結果は脳への適切な電気刺激が、喜びの感情を強制的に起動し、うつ病に対して有効に働いたことを示します。

しかし、より興味深い点は、刺激する場所によって女性患者が感じる喜びの質に違いがあったことがあげられます。

ある場所では「うずくような喜び」が起こり、他の場所では「霧が晴れたような覚せい感」を覚え、また別の場所では「良い本を読むような穏やかな喜びの感覚」を感じたのです。

この結果は、私たちが感じる様々な喜びにはそれぞれ担当する回路が存在していることを示しています。

そして複数存在する喜びの回路のうちのいくつかが、まるでツボのように、個人のうつ状態の改善の鍵となっていたのです。

しかし、電気刺激が研究者たちの手動で、短期間行われるだけの状態では、また症状がぶり返しかねません。

患者が日常生活を取り戻すためには、電気刺激を自動化する必要があります。

そこで研究者たちは、いわば電気刺激による感情発生を自動化する方法を考えつきました。

引用:https://nazology.net/archives/80217/3

脳を常に監視する制御チップ

脳を常に監視する制御チップ

電気刺激の自動化を行うにあたり、研究者たちは新たな制御チップを開発し、長期間の実験・観察を行いました。

この制御チップは脳の各所に埋め込まれている電極からのデータを常に監視し、患者の気分の落ち込みを感知すると、自動的に「喜びの回路」に対する最適な電気刺激を行うようにプログラムされています。

このチップを同じ患者に埋め込んだ結果も、素晴らしいものになりました。患者のうつ病は、車の運転すらできないほど生活に困難をきたしていましたが、脳に埋め込まれた制御チップが機能し始めると「うつ病にかかる以前の自分を取り戻し」健康な人間と同様の生活を送れるようになったとのことです。

今回の研究により、数分の治療でうつ病が治ることが示されました。

患者1人1人ごとに最適化された神経回路の刺激は、難治性や重いうつ病に対して非常に有効であるようです。

また追加で、神経回路の刺激を自動化する制御チップを脳に埋め込むことで、長期間にわたって、うつ病を封じ込められることも示されました。この技術が上手く用いられれば、パーキンソン病やてんかんなどの治療にもフィードバックできるようになるそうです。

引用:https://nazology.net/archives/80217/3

まとめ

【教師と精神疾患】『うつ病』は数分で治るようです

さて、今回は、『【教師と精神疾患】『うつ病』は数分で治るようです』というテーマでお話させていただきました。

本当に吉報ですよね。

ストレス社会、なんて言葉も耳にします。

テクノロジーの発達によって生活レベルが上がった一方で、ストレスの多い社会となっている。

矛盾したような話に、これまたテクノロジーのおかげによって『うつ病』という病気の治療が大きく前進するかもしれないという話題でした。

精神疾患は、誰にでも起こりうるものです。

病気の辛さはなった者にしかわからないかもしれません。

でも、その辛さを想像して、力になれるような優しさが欲しいですよね。

早く日本でもこのような治療が安全に行われる日が来ることを願っています。

のりそらからは以上です!!

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