みなさん、こんにちは。
のりそらです。

私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、

教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、素晴らしい保護者について考えたいと思います。
本日の内容:教師がマネしたい父の背中〜心に残るある保護者の立ち振る舞い〜

今回は、『教師がマネしたい父の背中〜心に残るある保護者の立ち振る舞い〜』というテーマでお話をしていこうと思います。
同様の内容を動画でもご覧いただけます↓↓
今回のお話では、世の中の全お父さん向けにお話をしています。
この話を聞くことで、父親としての正しい姿勢がわかるようになります。
では、早速本題に入っていきたいと思いますが、その前に、私の日々の活動では、 教員歴18年、小中特別支援学校と義務教育の全校種での教員経験を生かして、教育に関わるテーマを毎日1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
また、その延長線上に、『教育に選択肢を、人生に革命を』をモットーに、経営理念を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLの創造とした次世代の学校を作りたいと考えて活動しています。
今回の話を聞いて、少しでも勉強になったとか、また一緒に考えたいと思っていただけた方は、これまでの内容もご覧いただけると嬉しいです。
という感じで本題に入っていきますが、私がこれまでの教員生活で出会った保護者(お父さん)の中で、特に印象に残った方がいます。
今日は、その方のお話をさせていただきたいと思います。まず、初めての出会いは、
【教師がマネしたい保護者】出会い:授業参観にて

授業参観の時です。よくある感じですよね。
その方は、スーツをお召しになられて、授業を最初から最後まで熱心にご覧になっておられました。
その様子から、もしかしたら教育関係者、同業者かな?なんて思ったりしながら授業を進めていました。
そして、授業終了のチャイムが鳴りました。
子どもたちが帰りの会の準備をしている時に、そのお父さんがわざわざ私のところに来てくださり、『○○○○の父です。いつもお世話になっています』と一言だけあいさつをして去って行きました。
○○さんのお父さんだということがそこで分かり、やっぱり○○さんが優秀なのは、ご両親が立派だからだな、なんて妙に納得をしました。
そして、帰りの会も終わり、学級懇談会も終わり、その日の予定を終了した時に、今度は、○○さんのお母さんが、教室に飾られた図工の作品を写真に納めていました。
そこで、先ほどのお父さんとのやりとりのお話をさせていただき、『ご丁寧な態度にすごく感激しました』と告げました。
すると、お母さんがこんな風に言ったのです。
『スーツは父親の授業参観のお決まりのスタイルなんです』と。
聞くと、○○さんの家は、自営業で工場をやっており、普段のお父さんは、作業着姿だというのです。
それなのに、学校へ来る時には、パリッとスーツでと決めているそうなのです。
そして、若輩者の担任にも丁寧にごあいさつしていただき、このご時世こんな素敵なお父さんがいるなんて、と嬉しく思いました。
『娘は恥ずかしい』って言うんですけどね・・とも言っていましたが、そんなことは関係ありません。
かっこいいものは、かっこいいのです。
それ以来私は、自分がもし、娘の授業参観に行くことがあるならば、同じように必ずスーツで、そして、一言だけ担任の先生にごあいさつをさせていただくんだと心に誓いました。
そして、願えば叶うもので、8年越しの願いが叶い、昨年娘の授業参観で同じようにさせていただいたのでした。
なぜ、この一連の出来事が私の心に焼き付いたのか考えてみました。
【教師がマネしたい保護者】理由① 父親の威厳

まず、このお父さんが”父親としての威厳”を大切にされているように感じたから、というのがあります。
普段お仕事の際には作業着でも、娘の父親として学校に赴くとなった時には、パリッとスーツで。
○○さんのお父さんは、しっかりした方だという印象が残りますよね。
かっこいい父親であろうとする気概すら感じました。
娘の父親として、恥を欠かすまい、そんな気持ちさえ勝手に感じていました。
【教師がマネしたい保護者】理由② 学校に対する敬意

次に、”学校に対する敬意”を感じた、というのもあります。
みなさんは、授業参観にどんな格好で行かれますか?多少は、服装を意識したりされますか?
最近では、授業参観での保護者の服装は、カジュアルな方が多く、正装をされている方は非常に少なく感じます。
正装をすると、気合が入ってるって逆に目立ってしまう感じですよね。
では、正装ってどんな時にするのでしょうか?正装をする時は、大事な場所へ行く時、ですよね。
ここの意識の差があるように思います。
このお父さんは、学校を”大事な場所”と考えてくださっている。
一方、そうでない方と言ったら言い過ぎかもしれませんが、あまり学校をリスペクトしていない方は来校の際の服装にもあまり気をつかわれないのではないでしょうか?
このお父さんの姿勢は、お子さんにモロに表れていて、お子さんは学校を代表する優秀な児童でした。
その秘訣は、と言ったら、日頃の取り組み方の違いだったと思います。
学校での学びを非常に大切にされるお子さんでした。
【教師がマネしたい保護者】理由③ 教師に対する敬意

最後に、”教師に対する敬意”を感じた、というのもあります。
この頃の私はまだ若干30歳になったばかりくらいの年齢でした。
お父さんは、およそ40歳くらいで私よりも年配の方でした。
にもかかわらず、非常に対応が丁寧でした。
当たり前と言ったら当たり前なのですが、現実これが当たり前でないことが結構ありますよね。
しかし、このお父さんからは、『娘が日頃お世話になっています。よろしくお願いします。』という姿勢を強く感じました。
こんな風に言われて嬉しくない人はいません。
実際にはしませんが、娘さんに特別目をかけてあげたくなるものです。
いずれにしても、とてもありがたく、気持ちの良いものでした。
古き良き時代の学校や教師は、いつもこんなだったのかな?なんて考えたりもしました。
【教師がマネしたい保護者】後日談:運動会では・・

後日談があります。
このお父さん、運動会ではどんな様子だったか?
ちょうど私が体育主任と言って運動会を指揮する立場にある時でした。
私のいるテント後方にそのお父さんの姿があることは、私はわかっていました。
ごあいさつに行きたかったけど、手を離せずにいました。
しばらく経って、私の様子が落ち着いたと見計らった時、そのお父さんが再びわざわざやってきてくださり、『お疲れ様です。○○です。いつもお世話になっております。』と声を掛けてくださいました。
完全に○○さんのお父さんだということは覚えていたのですが、もし覚えていなかったらの配慮から『○○です』なんて、やっぱり素敵じゃないですか。
ちなみにさすがに服装はスーツではありませんでしたけどね。
運動会ですもんね!
まとめ

さて、今回は、『教師がマネしたい父の背中〜心に残るある保護者の立ち振る舞い〜』というテーマでお話させていただきました。
時間が経っても色あせない記憶をこのお父さんにはいただきました。
さらに、自分も父親としての在り方として今でも参考にさせていただいています。
というより、昨年の授業参観では、丸々パクらせていただきました。
みなさんも父親としてお子さんを育てる上で、意識している面が何かしらあるのではないでしょうか?
この子は恥ずかしいなんて言っていたようですが、私が『○○さんのお父さんはかっこいい。ファンになっちゃった。』そう告げると、恥ずかしながらも嬉しそうにしていました。
お父さんの気持ちは、娘さんに伝わっていることでしょう。
父親の役割として、”誠実さ”を教える者でありたいな、と意識しています。
子どもたちは、親の姿をよく見ています。
見られて恥ずかしくない親であれるよう、また日々頑張って行きましょう。
今日の話が良かったら、ぜひパクってください。
良いことは広めて行きましょうね!
のりそらからは以上です!!
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