みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今回は、教師不足についてお話をさせていただきます。
本日の内容: 【教えて、のりそら先生】「先生が足りない」―文科省が初の実態調査
題して『【教えて、のりそら先生】「先生が足りない」―文科省が初の実態調査』といった内容でお届けします。
この度、全国の公立小中高校などで2021年度、計画通りに教員が配置されず、欠員が生じる「教員不足」が2558人に上ったことが、文部科学省の初の実態調査で分かりました。
その具体的な中身に迫ります。
今回このお話を聞くことで、教師の数について理解することができます。
お子さんの教育について関心ををおもちの保護者の方々、志をもって子どもたちのために活動しているすべての方々、今何かに一生懸命に挑戦されている方々、教育に関心のあるすべての方々に向けてお話をしていきます。
文部科学省の初の実態調査の結果
実態調査は68の都道府県、政令指定都市の教育委員会などで実施されました。
2021年4月の始業日時点で、対象3万2903校について「教員不足」があったかどうかを確認しています。
結果は、定数83万6079人のうち、0.31%に当たる2558人が欠員となっていたということです。
不足が生じた学校数は、全体の5.8%に当たる1897校に及びました。
学校種別の不足率をみると、小学校が0.32%、中学校が0.40%、高校が0.14%、特別支援学校が0.32%。
不足が生じている学校の割合は、特別支援学校が13.1%(142校)と最も高く、以下、中学校の7.0%(649校)、小学校の4.9%(937校)、高校の4.8%(169校)の順でした。
教師不足の背景
教師不足の背景としては、団塊世代の大量退職で教員の採用が増える一方、長時間労働を嫌う若い世代に教職志望者が減っていることが指摘されています。
近年は、特に小中学校の教育現場の長時間勤務や多忙化が社会問題として注目を集めています。
加えて、少子化の進行を見据えて各自治体は正規教員を積極的に採用せず、学校現場では身分の不安定な非正規教員が増える傾向にあります。
文科省が同時期に公表した2021年度(2020年度実施)の公立学校教員採用選考試験の実施状況によると、小学校の競争率(採用倍率)が過去最低の2.6倍となり、ピークだった2000年の12.5倍から大幅に落ち込んでいます。
中学校は4.4倍、高校は6.6倍、特別支援学校は3.1倍で、いずれも2000年代のピーク時と比べて3~6割程度の水準となっています。
どうなっている、教師人気?
先日別の記事(https://nextageschool.com/want-to-be/)で、なりたい職業ランキングを紹介しました。
そこでのアンケートをもとにした結果では、教師人気は高いという結果になっています。
今回の文科省の調査結果とは矛盾する結果です。
では、どちらが現実を表しているのかというと、それは今回の文科省調査の結果でしょう。
漠然とした教師人気はあるものの、現実の数値とは結びつかず、低いものであると言わざるを得ない状況であると考えます。
では、どうしたら・・?
この点についても、以前に別記事(https://nextageschool.com/remodeling/)で書いておりますのでご覧になっていただけると嬉しいです。
まとめ
さて、今回は、「【教えて、のりそら先生】「先生が足りない」―文科省が初の実態調査」というお話をさせていただきました。
教育は未来への投資だと思います。
すぐには結果を望めないものでもあります。
それゆえ、力のある、やる気のある教員の増加は不可欠です。
”力のある、やる気のある教員”です。
これを望むには、もっともっと段階が必要で、早急な対応が難しいようにも思います。
しかし、時間がかかればかかるほど、日本の未来は危ういです。
どうしたらいいのか?
みんなで考えてみませんか?
私のりそら、日本の、世界の学校の未来がより良いものとなるようこれからも発信していきます。
加えて、これまでのように先生方の日頃の頑張りを世の中に伝えていきたいと思います。
先生方は、どうか日本の子どもたちのために、目の前の子どもたちのために、真っ直ぐにエネルギーをお使いください。
私のできることはさせていただきます!!
のりそらからは以上です!!
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