みなさん、こんにちは。
のりそらです。
私は、『教育に選択肢を、人生に革命を』を経営理念に、
教育目標を『明日も行きたくなる学校』すなわちNEXTAGE SCHOOLとした次世代の学校の運営をしています。
ここでは、教育に関わるテーマを1つ挙げて、それについての考えを共有しつつ問題提起を行っています。
さて、今日の目次です↓↓
『一発逆転 教育実習』髪型一つで全てが変わった教師を志す者の話
さて、今回は、またまた極めて個人的な話で『一発逆転 教育実習』髪型一つで全てが変わった教師を志す者の話というテーマでお話をしていきたいと思います。
同様の内容を動画でもご覧いただけます↓↓
みなさん、教員になるためには、教育実習というものに行かなければならないということをご存知でしたか?
私どもの頃は、大学3年の秋に行くのが一般的でした。
私の場合、期間は2週間。地元の母校に戻って、実習をするのです。
自分の大学時代は、大学とアルバイト以外は社会とのつながりがなく、かしこまった場というのが疎遠でした。
よって、教育実習のお願いに地元教育委員会に行ったり、母校にあいさつをしに行ったりすることが、ドキドキで仕方がありませんでした。
ちゃんとした敬語でやりとりができるか、「全く今時の大学生は、礼儀がなっとらん!」とか、「それでも教員を目指している立場なのか!」とかお叱りを受けそうな予感でいっぱいでした。
そして、嫌な予感は的中。
母校を訪れた際に、事件が起こりました。
【教育実習開始前】『髪、長いんじゃないの事件』
名付けて、『髪、長いんじゃないの事件』です。
母校へ行き、校長室へ案内していただき、校長先生とご対面。
緊張はマックスです。
簡単なごあいさつを済ませたところで、校長先生から一言、
「君、髪、長いんじゃないの?もっと爽やかなスポーツ刈りにしてきなさい」と。
内心、「終わった」と思いました。
校長先生の目には、『勘違いしたやる気のない大学生』と認識されてしまったんだろうなあ、と思いました。
さらに、オシャレに異様に敏感な大学生が”スポーツ刈り”という、その名がもはやスポーツをすることに特化した髪型にしなければ、実習で気まずいという逃げ場のない状態に置かれてしまいました。
さあ、どうする?
この校長の一言をどう受け止めるか?
ここで夢をあきらめるか?
それとも刈るか?
と言っても自分なりに常識の範囲内で髪の毛もしっかり切っていったんですけどね。
大学時代の自分史上、最も爽やかな髪型にしていったんですけどね‥。
なんて言っても仕方ない。
そして、選択しました。答えは、
【教育実習開始直前】『髪の毛、刈る』
『刈る』です。
学校から帰るその足で、高校生まで通っていた美容室へ。
そして、告げます。
例の髪型名を。
そう、『スポーツ刈り』。
キレイさっぱり、バッサリといきました。
ただ、若干の抵抗として、てっぺんだけ若干長めに残して、軽ーい、軽ーい、ソフトモヒカン的な感じの仕上がりに。
そして、1週間後、実習開始です。
例の校長先生とのご対面です。
開口一番「えらいじゃないか、君。教師の鏡だよ』と、まだ教師でもない自分が最大級のお褒めの言葉をいただきました。
そして、2週間の実習が結果的に幸先よくスタートしました。
ちなみに、校長先生にとっては、とにかく髪が短ければ良かったようで、ソフトモヒカン的な部分に関しては、無問題だったので救われました。
さて、実習が始まります。
やはり、学生と社会人(教員)とでは訳が違います。
これまでは学生側の立場しか知らなかったので、教員の生活の裏側がこんな風になっているなんて知らなかった、ということの連続。
授業をはじめ、先生方が当たり前のようにやっていることの難しさ、当たり前にできるすごさをとにかく痛感しました。
【教育実習開始】コミュニケーションと教材研究
実習中に心がけたことは、生徒とのコミュニケーション。
中学生と言っても、大学生ぐらいの少し先輩には興味があるようで、女の子を中心に、たくさん話しかけてくれました。
今振り返ると、若さの特権だったと思います。
私は、社会科なので、地理と歴史の両方で授業をさせていただくことになりました。
それには、とにかく教材研究。
授業の流れだけでなく、どんな内容で板書するか、どんな風に話していくか、さながら発表原稿並みの準備をして授業に臨みました。
授業実践では、本当に生徒たちに助けられました。
こちらの下手な質問の意図をよく汲んでくれて、たくさん手を挙げて発表してくれ、活気のある授業をすることができました。
これはコミュニケーションの賜物だったかなと今振り返っても思います。
いい授業は、児童生徒とよくコミュニケーションが取れている授業だと思います。
そんなこんなで月日は流れ、最後に『研究授業』なるものに挑みます。
学習指導案というものを作り、多くの先生方に参観いただき、授業後に研究会というなの意見交換会が開かれる一連のものが『研究授業』です。
いざ、授業!!
【教育実習最終日】『研究授業』
いつもと違う雰囲気、緊張感のある雰囲気でしたが、これまで通りの授業、つまり生徒たちが活発に意見を発表してくれながら、テンポ良く進む授業を展開することができ、予定していた内容を無事に終えることができました。
やはり、特別な時に特別なことをしようとすると、うまくいかないことが多く、逆に日頃からやっていることは、どんな場面でもそのようにできるという事にあらためて気づかせていただきました。
【教育実習大まとめ】『授業研究会』
そして、生徒が下校した放課後に『授業研究会』。
授業がどうだたかの意見交換会です。参観していただいた先生方から一言ずついただき、最後に校長先生から。
「今まで見てきた教育実習生の中でピカイチでした」というこれまた最上級の褒め言葉をいただきました。
よほど髪型が気に入ってくれたのでしょう!いや、そうじゃないか。
でも、思えば生徒との出会いのあいさつの場をいただいた時に、校長先生は例の”髪型エピソード”を好意的に話して紹介していただいたことを思うと、やはり髪型?
いや、それも良かったし、授業も良かったと言ってくれていたはずです。
まとめ
そんなこんなで、今回は、『一発逆転 教育実習』髪型一つで全てが変わった教師を志す者の話、という内容でお話をさせていただきました。
自分が実際に教員になって、教育実習生を預かる身になると、またその時のことを思い浮かべ、足りていなかったなあ、と感じることも多々ありました。
これから教育実習を迎える方で見てくれている人もいるかもしれません。
いろいろあるけれど、教育実習で大切なのは、本気度ではないかと思います。
いや何事においても大切なのは、本気度です。
それは、必ず伝わります。
上手にやり過ごそうとするよりも、泥臭く自分の思いにしたがってチャレンジをして、失敗したり、成功したりしながら成長していくことが大切ではないかと思います。
常に研究と修養を惜しまない職業、それが教員ですからね!!
以上です!!
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